INSPIRE2 2オペレーター
送信機のペアリング
ペアリング作業は比較的簡単で、機体本体、各送信機、DJIGO4の最新アプリのファームウエアを最新にした状態で
@ A(元の)送信機電源ON、アプリ起動
A INSPIRE2本体の電源ON
B A送信機の「メニュー」「マスタースレーブ設定」の“機体制御機能を設定する“を「マスター」にして、”パスワード“へ6桁の数値を入力
C このときA送信機はMasterID:xxxxxx、SlaveID:null と表示されます
D B(追加)送信機電源ON、アプリ起動
E B送信機の「メニュー」「マスタースレーブ設定」の“機体制御機能を設定する“を「スレーブ」にして”パスワード“へA送信機(アプリ)に入力した6桁の数値を入力
F “捜索”をONにすると送信機の捜索を始めしばらくするとIDが表示されます
G A送信機のMasterID:xxxxxxを検出、確認したら「connect」
問題がなければ上記作業でB送信機のペアリングが完了します。
B送信機のステータスLED(バッテリーLEDの左側)が青色点灯で正常接続となります。
ペアリング後はA送信機の電源だけ入れた場合には通常モード、B送信機の電源を入れると2オペモードに自動的に切り替わります。
2オペモードになるとA送信機でメインカメラの操作ができなくなりB送信機でできるようになります。
B送信機は標準モードでは左スティック左右がパン、右スティック上下がチルトとなってますがカスタム可能です。パンとチルトを1スティックにするなどお好みで…。
送信機背面のカスタムボタンもカスタマイズできますが、現状は左カメラセンタリング、右センターフォーカスとしています。
フォーカス合わせはアプリ画面のタッチフォーカスかカスタムボタンのセンターフォーカスで。
アプリ画面でマニュアルフォーカス操作ができますが、とても操作しにくいので繊細なフォーカスコントロールを行う場合には別売りのフォーカスハンドホイール+CANバスケーブルにてダイヤル操作するのが理想なのですが、パン、チルトと同時にハンドホイール操作はかなりの熟練が必要そうです。
ジンバル設定
DJIGO4アプリの「メニュー」→「ジンバル」→「Camera Ginbal Advanced Settings」にてジンバルの各種動作設定を行います。
ジンバル移動速度、スタート/ストップ時のバッファー(挙動の速度)などピッチ、ヨーについて設定できます。
2オペ、カメラ操作側のモニター
B送信機側はカメラ専用送信機となるわけですが、このときモニターをどうするか選択肢がでてきます。
A:送信機にスマホ又はタブレットを装着し、その画面上で映像確認、カメラ操作
この場合、スマホ又はタブレットの画面のみなのでカメラ操作、ジンバル操作ともにシンプルに行えます。
但し視認できる映像もそれなりなので画角程度の確認しかできません。
B:送信機のHDMI出力からフィールドモニターへ出力。映像はフィールドモニターで確認し詳細操作はスマホ又はタブレット画面で。
フィールドモニターはお好みでサイズ選定できますし、安価品でもピーキングアシスト機能があるモニターだとフォーカスの確認ができます。画面表示内容も設定で変更できるので繊細な確認が行えます。
但し、ISO、シャッタースピード、露出など細かい設定はスマホ又はタブレット側で操作することになります。
更にフードを付けているとはいえ液晶なので夏場の日差しが強いときにどこまで視認できるか…。
C:送信機のHDMI出力からDJI GOGGLE(他ヘッドマウントディスプレイ)へ出力。
基本外光が入らないので視認性は抜群です。
カメラ操作することより映像を堪能することに気を取られるほどです。
但し、当然ながらそのままでは手元アプリの操作ができません。
フォーカスはカスタムボタンのセンターフォーカスに頼り、パンとチルトのみの操作限定であれば良い組合せになります。
フォーカス操作がほとんど不要な風景撮影、ゴルフ場撮影などにはもってこいですね。
撮影が長時間になる場合は首が痛くなりそうですが。。。
結論:基本はBのフィールドモニターでの2オペ、但しDJI GOGGLEがもったいないのでたまに使う。
こんな感じでしょうか(笑