RTH(リターン・トゥ・ホーム)

ホームポイントへの自動帰還機能でDJIのドローンを飛行させるうえで一番重要な機能です。

 

安全対策のための機能ですがRTH作動中での事故事例もあります。内容を十分理解したうえで機能を活用するようにしてください。

 

下記3種機能ではいずれも飛行開始時のホームポイントの正確な記録が必要になります。

 

※GPS信号が十分受信されている場合、飛行開始時に「ホームポイントが更新されました」とアプリが通知してくれます。

 

 

■スマートRTH:操縦者の意思により帰還

 

飛行中飛行方向を見失ってしまった場合に安全に帰還させたいなど使用する機会は多いと思います。

 

フライト毎にRTHがきちんと機能するか最初に確認するのがおすすめです。

 

■ローバッテリーRTH:バッテリーアラーム(残量警告)での自動帰還

 

バッテリー残量により発動するローバッテリー警告(初期設定では残30%)。警告を解除しない場合10秒後に自動帰還を開始します。解除する場合は自分の操縦で速やかに帰還させましょう。

 

※バッテリー残量不足でホームポイントへの帰還が不可能と判断された場合その場で着陸を開始します。水上や回収不能場所で着陸開始されたら大変ですのでバッテリー残量には余裕をもって飛行させてください。

 

■フェールセーフRTH:送信機(スマートフォン)との信号喪失

 

送信機は3秒、スマートフォン(Wi-Fi)は20秒の間信号が喪失されると自動的に発動します。

 

※短時間であっても送信機と機体の信号喪失はできるだけ避けるべきです。RTHが完璧なものではないのと確実に送信側との再接続が可能になる保証はありません。間違っても意図的に送信機の電源を落とすなどしないようにしましょう。

 

 

 

各RTHはホームポイントから機体までの距離により帰還する機能が変わります。

 

◇100m以上離れている=任意設定しているフェールセーフ高度まで上昇し10m/sの速度でホームポイントに帰還、障害物検知は作動しない。

 

◇100m以内=前方の障害物検知が作動し帰還中に障害物があると5mで停止、5秒間上昇、これを障害物が検知されなくなるまで繰り返しRTHの再開。

 

 

◇20m以内=高度2.5m(高度不足の場合は自動で2.5mに上昇)で帰還開始。

 

◇3m以内=その場所で着陸開始。

 

※フェールセーフ高度(初期値は30m)は任意で変更可能ですが飛行場所の環境を把握したうえで変更の必要があれば変更しましょう。(周りの木々、電線、建物などの高さよりも高く)

 

但し無駄に高度を上げると「本当に戻ってくるの?」と不安になりますし無駄なバッテリー消費になります。

 

※着陸中0.3mでホバリング待機します、スロットル操作で着陸、モーターオフしましょう。